チーム・ロータス加入を目指すアンゴラ人ドライバー

2011年02月08日(火)

チーム・ロータスは2011年、4人以上のリザーブドライバーを抱えることになるかもしれない。

すでに、ダビデ・バルセッキとルイス・ラジアが今年、金曜日の午前中のフリー走行でチーム・ロータスの2011年型車T128を駆ることがほぼ確定していると明らかになっていた。

さらに、カルン・チャンドックもレースドライバーのヤルノ・トゥルーリと、ヘイキ・コバライネンをサポートするため、チーム・ロータスと契約間近だと見られている。

そして、新たな候補者の存在が明らかになった。26歳でポルトガル生まれのアンゴラ人ドライバー、リカルド・テシェイラだ。

GP2とF2を含むこれまでのキャリアでテシェイラは、アンゴラの国営石油会社『Sonangol(ソナンゴル)』の強力な支持を受けてきた。

しかも、マクラーレンの新車発表に注目が集まっていた4日(金)、チーム・ロータスはバレンシアサーキットでプロモーション撮影の走行を行い、テシェイラにも走行のチャンスが与えられていた。

テシェイラは「(クルマの)撮影を手伝うことができてとてもうれしかった。初めてF1に乗り込んだんだ。また乗るのが待ちきれないよ」と話している。

チーム・ロータスの技術責任者マイク・ガスコインは、テシェイラが「自分の役割を十分に果たした。われわれがやってもらいたいと望んでいたことをやってくれたよ」と明かしている。

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