レッドブルが、所属するセバスチャン・ベッテルとの契約を2014年まで延長したことを発表した。
一時はフェラーリやメルセデスGPへの移籍もうわさされたベッテルだが、結局はレッドブルに残留したことになる。
ベッテルはレッドブルの育成ドライバーだが、2007年にはレンタルという形でBMWザウバー(現ザウバー)のリザーブドライバーとなった。この年、クラッシュで負傷したロバート・クビサ(現ロータス・ルノーGP)の代役として急きょアメリカGPでデビュー。このレースで入賞し、F1の最年少入賞記録を更新していた。
その後、レッドブルの兄弟チームであるトロ・ロッソに移籍すると、2008年のイタリアGPで初のポールポジションを獲得してそのまま優勝。チームにとっても初優勝だっただけではなく、F1の最年少優勝記録更新となった。
2009年にレッドブルへ移籍すると、2010年に念願のタイトルを獲得。F1の最年少タイトル記録を塗り替えた。