ヒスパニア・レーシングのビタントニオ・リウッツィが、2011年F1開幕戦オーストラリアGPに向けた意気込みを語った。
ビタントニオ・リウッツィ
「オーストラリアGPに向けて、とても前向きになっているよ。オーストラリアGPは、ファンがモータースポーツ、特にF1への情熱を見せ付ける最高なレースだから、もしメルボルン(オーストラリアGP開催地)がF1開催をやめてしまったら残念だね」
「アルバート・パーク(オーストラリアGP開催サーキット)は、好きなサーキットだし、特に1コーナーから3コーナーにかけてがたまらない。追い抜きは難しいんだけど、不可能ではないよ。いいタイムで走るには、ここでミスをしてはいけないんだ」
「バルセロナでのテストで新車を走らせることができなかったから、ここでクルマがどんな走りをするのか予想することはできない。でも、僕たちが集中して開発していた部分は、去年のクルマよりも大きく進化したと確信している。オーストラリアでの目標は、新車のことをきちんと理解して、新ルールで各パーツが機能すると確認することだ」
「いいペースで走りながら2台で完走することができれば、大成功の週末と言える。2011年の僕たちが大きく進化し、将来に向けてしっかりとした基礎を築けることを願っている」
「日本の皆さんにとっては、悲劇的なことが起きてしまった。僕もショックを受けている。もうテレビも見られないくらいだよ。日本にいる友人のことを心配しているけど、皆さんが、以前よりさらに強くなってこの状況を切り抜けてくれると信じている。最小限の被害で復興してくれることを願っているよ」
「日本の皆さんは強いし、比類ないほど高い品位を持った皆さんのことだから、すぐに復興してくれるはずだよ。こういった悲劇に対しては、世界が団結するべきだから、各国が一丸となって、あらゆる方法で彼らを支援してくれることを願っている」