チーム・ロータスのヘイキ・コバライネンが、2011年F1開幕戦オーストラリアGPに向けた意気込みを語った。
ヘイキ・コバライネン
「メルボルン(オーストラリアGP)が開幕戦になったけど、とても楽しみだよ。オーストラリアのファンは最高で、レースが街の真ん中で開催されるから、いつもお祭りのような雰囲気になるんだ。コースも、半分市街地コースだから、難しいんだよ」
「週末を通じてラバーがのるにしたがって路面の状態が良くなっていき、トラクションやグリップが向上する。毎年、金曜の朝はとても滑りやすいから、クルマをセットアップするときは路面の変化を頭に入れておく必要がある。1回目のフリー走行でバランスの問題があったとしても、あまり心配せずにダウンフォースのレベルや、ギアレシオ、タイヤのことなんかを確認しておいたほうがいいんだ」
「土曜の午前中に3回目のフリー走行が終わるころには、路面が出来上がってくる。予選中は、みんながどんどん路面にラバーをのせていくから、ラップごとに路面の状態はよくなる。タイヤに厳しくなる可能性もあるから、タイヤをいたわる必要もあるね」
「追い抜きは難しいコースだし、可変リアウイングに狙い通りの効果があるのかは、まだハッキリと分からない。どうなるにしても、またレースが始まるのが楽しみだし、進化した僕たちにとっては、いい1年になると思う」