チーム・ロータスのヤルノ・トゥルーリが、2011年F1開幕戦オーストラリアGPを前にして、可変リアウイングについて語った。
ヤルノ・トゥルーリ
「F1の加速はどんな感じかって質問されることがときどきあるんだけど、ロケットを操縦している感じだとしか表現できないよ。これからは、最高速に達したロケットに、さらにもう1段ロケットが追加されるね!」
「初めて可変リアウイングを使ったときは、変な感じがした。突然、空気抵抗が15%減って、スピードが増すからね。(可変)ウイングを使えば使うほど、慣れれば慣れるほど、クルマの挙動に与える影響も大きくなる」
「フリー走行や予選では好きなときに使えるけど、レースでは前を走るクルマの1秒以内に近づいたときだけ、指定された区間のみでしか使えないから、戦略的になることがとても重要だと思う。これでレースが良くなるのか、それは今後見極めていく必要があるけど、いい変化が生まれることを願っているよ」