ヘイキ・コバライネンが、ケーターハムへとチーム名を変更する現チーム・ロータスに残留することを示唆した。
コバライネンは、チームとの契約を継続しているが、新ロータス(現ロータス・ルノーGP)への移籍話が飛び出すなど、身辺は騒がしい。だがコバライネンはそうしたうわさを一蹴。来る新シーズンにステアリングを握る新車は、自身の意見がかなり取り入れられているという。
「良い仕事をするため、できるだけ良い環境を整えたい」
「来年用マシンの設計には、積極的にかかわっている。よくファクトリーに足を運ぶんだ。空力から電子まで、あらゆる部門のトップの顔を知っている」
「彼らは僕の意見を求め、僕の言うことに耳を傾けてくれる。もちろん僕も彼らの考えを聞くよ。チームは、僕が2012年のマシンに何を求めるか知っている。互いに努力して、そんなクルマを作り上げるんだ」と、『Formule 1(フォーミュラ1)』誌に話すコバライネン。現チーム・ロータスとは、複数年契約を結んでいる。
一方、コバライネンの現チームメートであるヤルノ・トゥルーリの今後については、はっきりしない。
2012年マシンにトゥルーリの意見も取り入れられているのか質問されたコバライネンは、こう答えた。
「分からないよ。僕らは彼について話し合ったこと無いし」