ヘイキ・コバライネン、トップチーム移籍の意向を認める

2011年12月12日(月)

来季からケーターハムと名称を変えることになったチーム・ロータスのヘイキ・コバライネンは、自身がケーターハムとの間に2012年の契約を有しているものの、来季は新生ロータス(現ロータス・ルノーGP)へ移籍することになるのではないかという憶測を否定した。

しかしコバライネンは、そう遠くない将来に再び「勝てるチーム」へ復帰することを目指すと認めている。

かつて、ルノー(現ロータス・ルノーGP)やマクラーレンといったトップチームでF1キャリアをスタートさせたものの、チームメートに比べて目立った成績を残せない厳しい時期を送ってきたコバライネン。F1ドライバーという地位と評判をよみがえらせてくれたケーターハムに対して信頼を置いている。

マクラーレン在籍時代の2008年にハンガリーGPで優勝した経験も持つコバライネンだが、ルイス・ハミルトンのチームメートとして悪戦苦闘した後、チーム・ロータスに移籍。その後は1ポイントも獲得できる見込みのないレースをしてきたものの、チーム・ロータスでの2シーズンはそれほどつらくはなかったとドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』へ次のように語っている。

「自分の目標をリセットしたんだ。僕にとっては、すべてのレースがドライバーとしての力量を示すチャンスだった」

「同時に、新しいコバライネンは、かつてルノーやマクラーレンにいたころの自分とは違うんだということをパドックのみんなに示したい。だから、トップチームのシートに戻るXデーがいつ来ても準備OKだよ」

「(最近)勝てるクルマに乗っていたら、自分がどんな働きをできたか興味がある。きっとみんな驚いたと思うよ」

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