ベルギーのゾルダーで10日(日)、FIA GT1世界選手権の第2戦が行われ、オールインクル・ドットコムのマルク・バッセン/マルクス・ヴィンケルホック組ランボルギーニ・ムルシエラゴが優勝した。
前日に行われた予選レースでは、12番手スタートだったバッセン/ヴィンケルホック組が優勝。バッセン/ヴィンケルホック組は決勝レースでも圧倒的な強さを見せることとなった。
スタート直後の接触でスモーパワーのニッサンGT-R2台など、複数のクルマがリタイアすると、ピーター・ダンブレックが駆るGT-Rも5周目に他車と接触してリタイア。予選レースに引き続き、全4台のうち3台のGT-Rがリタイアという、ニッサン勢にとっては非常に厳しいレースとなった。
後方での混乱をよそに、ポールからスタートしたバッセン/ヴィンケルホック組が優勝。GT-R勢で唯一生き残ったミハエル・クルム/ルーカス・ルアー組は9位でレースを終えた。
この結果、バッセン/ヴィンケルホック組がドライバーズ選手権のトップに浮上。チーム部門では、アストンマーチンDB9を走らせるヘクシスAMRがトップになっている。
FIA GT1世界選手権第2戦ゾルダー、決勝レース ハイライト
GT1 Championship Race from Zolder Short Highlights 投稿者 GT1