イギリスのシルバーストンで5日(日)、FIA GT1世界選手権の第5戦が行われ、JRMのニッサンGT-Rを駆るルーカス・ルアー/ミハエル・クルム組が今季2勝目を記録した。
予選レースでは、ヤングドライバーAMRアストンマーチンDB9のトマス・エンゲ/アレックス・ミュラー組が、素早いピットストップを見せて優勝。ルアー/クルム組は2位につけていた。
決勝レースでも、エンゲ/ミュラー組のアストンマーチンがレースをリードしたものの、レース中盤に発生したクラッシュのためセーフティカーが導入。このタイミングをうまく利用してピットストップを行ったルアー・クルム組が首位に立った。
レース終盤には、トップに立ったGT-Rと、2番手に落ちたアストンマーチン、そして3番手のチーム・チャイナ・コルベットZ06が接戦を繰り広げたが、後続を抑えきったルアーが優勝。GT-R陣営に今季2勝目をもたらした。
この結果、ドライバー部門のランキングでルアー/クルム組がトップに浮上。チーム部門では、ヘクシスAMRが首位の座を守った。
FIA GT1世界選手権第5戦シルバーストン
GT1 Championship Race from Silverstone Watch Again 投稿者 GT1