アルゼンチンのサン・ルイスで6日(日)、FIA GT1世界選手権最終戦が行われ、JRMのニッサンGT-Rを駆るルーカス・ルアー/ミハエル・クルム組がタイトルを獲得した。
ランキングトップで予選を迎えたルアー/クルム組がポールポジションを獲得。その後の予選レースでは、クルムがスタートで2番手に後退するものの、タイトル決定がかかっているクルムはむやみに攻めずに順位を維持。後半の走行を担当したルアーも堅実な走りを見せて2位でゴール。これでルアー/クルム組のタイトル獲得が決定した。
決勝レースでは、スタート直後に発生した多重クラッシュにルアーも巻き込まれてしまう。その後、トップに立ったクルマがセーフティカー導入中の追い抜きなどで次々にペナルティーを受けると、フランチェスコ・パストレッリ/イェルマー・ブールマンのコルベットがトップに。そのままパストレッリ/ブールマン組が優勝した。
チーム部門のランキングでは、アストンマーチンを走らせるヘクシスAMRが最終戦で逆転してタイトルを獲得した。
FIA GT1最終戦サン・ルイス、レース動画
GT1 Championship Race from San Luis Watch Again 投稿者 GT1