ヒスパニア・レーシングのビタントニオ・リウッツィが、中国GPに向けた意気込みを語った。
ビタントニオ・リウッツィ
「中国GPには、とてもいい思い出があるんだ。2007年には、ここで僕のベストレースとも言えるレースを走って、トロ・ロッソで6位になった。厳しいレースだったけど、とても楽しかったよ。あまり難しいコースじゃないけど、追い抜きがたくさんあるような形状になっているし、天候が少し不安定だから面白くなりやすいんだ。今年もレースを楽しみにしているよ」
「マレーシアGPを終えて、自信を深めた状態で今回のレースに挑むことができる。このチームがもっといい働きをできると信じているし、データをたくさん集めて分析できたから、このクルマに何が必要なのか、より詳しく把握することができた。改良パーツも投入する予定だから、これで速くなるだろうし、ライバルとの差も縮められる」
「僕たちにとって直接のライバルになるチームとの差を小さくして予選を通過することを目指している。彼らの前に出られたら、さらにいいね。今回も、レースを完走して、ヨーロッパでのレースに向けた準備を整えるため、クルマのデータをさらに集めることが目標だよ」