セバスチャン・ベッテル、F1スペインGP予選でKERSにトラブル

2011年05月22日(日)

レッドブルのセバスチャン・ベッテルは、スペインGPフリー走行3回目で6周を周回して、ベストタイムは1分21秒707でトップ。予選では、1分21秒181を記録して2番手になった。

セバスチャン・ベッテル
「ガッカリしているとは言えないね。僕たちは今日、進歩できていたんだから。バルセロナ(スペインGP開催地)はみんなが新パーツを大量に持ち込んで、それがうまく機能するか確認するレースなんだ。ライバルと同じように、僕たちも進歩することができたけど、このコースは僕たちに合っていて、クルマはここで調子がいいようだね」

「予選では、すぐにリズムをつかむことができなかったから、最高にスムーズというわけじゃなかった。でも、ハード側で(Q2に)いけたよ。Q2では、ソフト側のタイヤで感触がかなりよくなっていたけど、最終的には少しタイムを失ってしまった。自分のラップにも、完全に満足ではなかったよ」

「マークがいいラップを走って、今日は彼の方がいい働きをした。明日はどうなるかな? 長いレースになるし、僕たちはタイヤを1セット温存できた。レースに向けては、KERS(運動エネルギー回生システム)の問題を解決できると思う。みんな懸命に作業を続けているし、僕たちのクルマの方が速いと証明できた。これは、ファクトリーにいる空力部門のみんな、そしてサーキットにいるみんなのおかげだよ」

「KERSについては懸命に取り組んでいる。今日はQ2とQ3で使えなかったけど、明日のレースでは使えるはずだよ」

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