2011年F1第11戦ハンガリーGP決勝が、7月31日(日)の現地時間14時(日本時間21時)からハンガロリンク(1周/4.381km)で行われ、雨で混乱したレースをジェンソン・バトン(マクラーレン)が制した。小林可夢偉(ザウバー)は、11位になった。
小雨が降る中でスタートしたハンガリーGP。この雨が白熱のレースを演出することになる。レース序盤に2番手スタートのルイス・ハミルトン(マクラーレン)がトップに立ったものの、いったんはやんだ雨が再び終盤に降り始めた際、ドライタイヤで走り続けたジェンソン・バトン(マクラーレン)がトップの座を奪う。そのままバトンが優勝。バトンが初優勝の地で迎えたF1参戦200戦目を、優勝という最高な形で祝った
2位から10位までの結果は次のとおり。
2位セバスチャン・ベッテル(レッドブル)、3位フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、4位ルイス・ハミルトン(マクラーレン)、5位マーク・ウェバー(レッドブル)、6位フェリペ・マッサ(フェラーリ)、7位ポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)、8位セバスチャン・ブエミ(トロ・ロッソ)、9位ニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)、10位ハイメ・アルグエルスアリ(トロ・ロッソ)までがポイントを獲得した。
小林可夢偉(ザウバー)は、タイヤ交換の回数をライバルよりも減らし、レース終盤には7番手に浮上。しかし、タイヤの性能が低下したのかペースが落ちてしまい、入賞まであと一歩という11位でレースを終えた。
このレースのファステストラップは、フェリペ・マッサ(フェラーリ)が61周目に記録した1分23秒415だった。
ここからF1は、3週間の夏休み期間にはいる。次戦の舞台は天候がレース結果を左右することも多いベルギーのスパ・フランコルシャン。F1第12戦ベルギーGPは、8月26日(金)現地時間10時(日本時間17時)に開幕。決勝は28日(日)現地時間14時(日本時間21時)にスタートする。
・F1第11戦ハンガリーGPレースレポート
・【結果】ハンガリーGP決勝、各ドライバーのタイム、タイム差など
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