ウィリアムズのパストール・マルドナードは、スパ・フランコルシャンで行われたベルギーGPフリー走行3回目で、12周を周回してベストタイムは2分13秒074で13番手。予選では、2分8秒106を記録して16番手になった。
しかし、Q2の終了直前にルイス・ハミルトン(マクラーレン)が最終シケインで接触しながらマルドナードを抜いていった。その直後、1コーナーを抜けた先でマルドナードがハミルトンを抜く際に両者は再び接触。パーツが飛び散るほどの接触だったが、この接触の原因になったとして、マルドナードは5グリッド降格処分を受けた。
パストール・マルドナード
「厳しいコンディションだったことと、僕がバランスに問題を抱えていたため、難しい予選になった。特にQ1は厳しかったよ。Q2には良くなると予想していて、Q3にも進出できると思っていた。でも、ほかのクルマに邪魔されて速いタイムを出せなかったんだ。長いレースだし、僕たちのペースはいいと思うから、どうなるのか楽しみだね」
「ルイスとのことだけど、セッションが終わったとき、彼がかなり減速したから、彼を抜こうとしたんだ。そしたら、リアに接触した感触があった。何が起きたのか分からなかったよ。とても難しい状況だった」