ザウバーの小林可夢偉は、韓国インターナショナル・サーキットで行われた韓国GP決勝を14番手からスタートしたものの、レース中盤の接触によってフロントウイングを交換。最後までペースが上がらず、15位でレースを終えた。
小林可夢偉
「スタートは問題ありませんでした。順位を上げることはできませんでしたけどね。セバスチャン・ブエミ(トロ・ロッソ)と争っているときに接触して、フロントウイングを壊してしまいました。僕はハード側のタイヤでスタートしていたので、10周を走ったところでソフト側のタイヤに交換しました」
「セーフティカーが出動したところで全員がピットインし、新品タイヤによるアドバンテージがなくなりました。リアウイングにも損傷があったんですが、どこで受けた損傷なのか分かりません。レースの中盤には、ブルーノ・セナ(ロータス・ルノーGP)が僕の後ろでかなり攻めていて、最終的には(セナと接触して)フロントウイングが壊れました。フロントウイングを交換するため、予定よりも早くピットインすることを強いられました」
「2回目のピットストップ後、後方集団で何台か抜くことができましたが、今日はポイントを獲得するチャンスなんてありませんでしたね。僕たちは遅すぎたんです。この問題の改善に取り組んでいきます」