チーム・ロータスのヘイキ・コバライネンは、韓国インターナショナル・サーキットで行われた韓国GP決勝で、19番手からスタートし、14位となった。
ヘイキ・コバライネン
「先週の日本GPでも素晴らしいパフォーマンスを発揮できたけど、ここ(韓国)でも今日14位となることで、またさらに大きく前進できたんじゃないかな。ザウバー勢2台の前でゴールできたし、セナ(ブルーノ・セナ/ロータス・ルノーGP)に対しても、最終周であと一歩というところまで迫れた」
「僕たちにとってこれまでで最高のレースだったし、1周目からたくさんのクルマがいる集団の中で戦えたことは、僕にとっても、チーム全体にとっても、すごくいいものだったよ」
「今日もすごいスタートを決めることができた。第1コーナーに差し掛かるところで多くのクルマを追い抜いて、まるで全車の順序が逆になったかのようだったよ。そこからはオプションタイヤ(ソフト側)で、最初のピットストップまでをいいペースで走ることができた」
「タイヤをいたわりながら走ったので、2周ほど長くコース上にとどまることができたんだ。これで最初のピットストップが楽になった。プライム(ハード側)に交換したんだけど、ハード側でのペースも素晴らしかった。前のクルマとのタイム差をコンマ1秒くらいまでにすることができたよ。その次に装着した2セット目のハード側も全く同じだったかって? 摩耗の度合いには完全に対応できたし、すべての周を全力で攻めることができたよ」
「僕の前には何台か、レース終盤に(タイヤで)苦しむクルマがいるのは分かっていた。もし、あと半周分余計にあれば絶対にセナを抜くことができていたよ。ザウバーの2台に対してはペースにおいても、戦略においても僕たちのほうが勝っていたわけで、とてもいい気分だね」
「今週末、僕たちのクルマはずっと強さを発揮した。これはチーム全体にとって素晴らしいことだ。僕たちに何ができるか示すチャンスをもたらしてくれるクルマとともにシーズン終盤へ向かっているのだからね。正直、今すぐにでもまたクルマに戻って同じことを繰り返したいよ。インドGP(30日決勝)がすごく待ち遠しい!」