ザウバーが、クリマスカードの中で2月6日(月)にスペインのヘレス・サーキットで2012年型車C31を発表すると明かした。
ザウバーのクリスマスカードには、同チームの技術責任者ジェームス・キーがカーボンファイバー製のクリスマス用リース製作を指揮し、17メートルの高さがある同チームの風洞施設へ、F1マシンのサスペンションに採用されているプッシュロッド式ダブルウィッシュボーン方式で取り付けられたとのジョークが書かれている。ザウバーによるとこのリースの重量は、今年のF1マシンと同じ640kg(ろうそくは除く)であるとのことだ。
また、ろうそくは、最適な火を作り出すため、アクセルを踏んでいないにも空気が流れこむと書かれている。これはもちろん、今季後半にザウバーが苦戦する原因になった、「オフスロットル・ブローイング」をネタにしたジョークだ。
さらには、「この時期特有の論争を巻き起こさないため、リースの円形状はクリスマス・レギュレーションを順守しています」とチームCEOのモニシャ・カルテンボーンがコメント。チーム代表のペーター・ザウバーも次のように語った。
「リースの目を見張るべきパフォーマンスは、われわれがこれを最も必要とする日曜に発揮される。クリスマス・イブに向けて、さらなる開発が重ねられる」
このクリスマスカードは、新車発表の日程を明らかにするこのようなジョークで締めくくられた。
「チームの新型高速ソリ(別名ザウバーC31フェラーリ)は、2012年2月6日にヘレスで公開される」