ナレイン・カーティケヤンの加入を発表したヒスパニア・レーシング(HRT)が、山本左近もドライバー候補だと認めた。
2010年はドライバーの交代を繰り返したHRT。その中で、最も多くのレースに出場したのがブルーノ・セナだった。しかし、HRTのチーム代表コリン・コレスは『Reuters(ロイター)』通信へ次のように話し、セナ続投の可能性がないことを明かした。
「ブルーノ・セナがHRTでレースを戦うことがないと断言できる。100%ありえないことだ」
HRTは7日(金)にカーティケヤンの加入を発表したが、2010年に同チームからレースに出場したクリスチャン・クリエンと左近が今でも候補であるとコレスは認めている。しかし、2010年中盤までHRTからレースに出場したカルン・チャンドックについては、何も言及していなかった。
さらにコレスは、2人目のHRTドライバーが「サプライズ」になる可能性もあるとイギリスの『Autosport(オートスポーツ)』へ話している。
「契約があってもシートのないドライバーが出る可能性がある」とコレスは述べており、フォース・インディアを放出される可能性が高いとみられるビタントニオ・リウッツィの獲得も示唆した。