マーク・ウェバー(レッドブル)は、2010年シーズン終盤に骨折した事実を明かすべきではなかった。ウェバーのマネジャーであるフラビオ・ブリアトーレが語った。
ウェバーは、最終戦までタイトルを争った末、チームメートのセバスチャン・ベッテルに王座を奪われた。しかしウェバーは、シーズン終了後に出版した本の中で、日本GP前に自転車で転倒し、肩の骨を折っていたことを暴露。この事実は、レッドブルにも伝えられておらず、F1の専属医とウェバーのトレーナーのみが骨折の事実を知っていた。
ウェバーは、この負傷によってパフォーマンスに影響はなかったと話しているものの、ブリアトーレが次のようにイタリアメディアへ語ったと『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』が伝えた。
「何も言い訳をしない方が良かっただろう。もしくは、ケガをした直後に明かすべきだった」
「マークがタイトルを失ったのは、韓国でのミスのみが原因だった。これは、紛れもない事実だ。あれがなければ、彼はチャンピオンになっていた」