旧トヨタF1、フェラーリなどのF1開発に貢献

2011年02月01日(火)

トヨタがF1チームの拠点にしていた施設を、2つのF1チームが最近に使用していたことが分かった。

トヨタのF1活動を行っていたTMG(トヨタ・モータースポーツ有限会社)には、最先端の風洞設備がある。『Speedweek(スピードウィーク)』によると、フェラーリとウィリアムズがこの風洞を利用して開発を行ったようだ。

フェラーリは、トヨタの風洞を使用して2011年型車F150の開発を行ったと認めている。

フェラーリがトヨタの風洞を使った背景には、F1のコスト削減に関する協定が関係しているという。この協定により、風洞などでの作業を外注に出すことで、使える資金が多くなるとのことだ。

また、グローブにあるウィリアムズ本拠地には、2つの風洞があるものの、ウィリアムズも新パーツの開発をトヨタの風洞で行っていたと『Speedweek(スピードウィーク)』は伝えている。

さらに、ほかにも6チームがトヨタの風洞を使う可能性があると『Speedweek(スピードウィーク)』は報じた。

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