F1は経済恐慌を乗り切れるとF1のチーム代表たち

2011年11月15日(火)

F1のチーム代表たちは、F1が現在ヨーロッパに吹き荒れている不況の嵐を乗り越えられると確信しているようだ。

ギリシャを皮切りに不況にあえぐユーロ諸国が、F1の主要なマーケットに対しても経済危機を誘発している。

しかし、現在中東のスポンサーと交渉中であると考えられているウィリアムズ代表のフランク・ウィリアムズは、F1がまだヨーロッパマネーに頼ることができるだろうとの考えを変えていないようだ。ウィリアムズはアブダビで次のように語っている。

「私は(スポンサー契約は)まだヨーロッパから得られると信じている。なぜならF1はヨーロッパに根差しているからね。F1を見ているほとんどの人はヨーロッパの人たちだが、(F1チームの代表たちは)金の臭いをかぎ分けることに長けているからね」

「彼らのチームをこのビジネスにとどまらせるための金はいつでもあるものさ。これらのチームの判断は計り知れないものだ」

メルセデスGP代表のロス・ブラウンも大筋でこの意見に同意している。しかし、現在チーム間でコスト削減に関する合意について論争が行われているものの、ブラウンは変化しつつある世界市場に立ち向かうためにはF1も何かしらの調整を行う必要があると考えている。

「私はあえてそのことを持ち出そうとは思わない。しかしわれわれは人員規模制限(合意)に向けて懸命に議論を続けている。もしそうすることが必要なら、もっと厳しくすることもできるだろう」

「つまり、私はチームというものは信じられないほど弾力性があると思っている。気候に合わせた洋服づくりをするだろう。それがこれから起こることさ」

F1の最高権威者であるバーニー・エクレストンはF1をその伝統的なマーケットであるヨーロッパから、極東や中東にまで拡大してきたことについて非難を受けてきている。

これについて、フェラーリのチーム代表であるステファノ・ドメニカリがアブダビで次のようにコメントしている。

「ご承知の通り、われわれはこの地域からの投資を受け入れた最初の会社のひとつだ。そして今、われわれはさらに世界の他の地域についても注目をしている」

さらに、マクラーレン代表でありFOTA(フォーミュラ・ワン・チームズ・アソシエーション/F1チームによって結成された各種ルール等の取り決めを行う組織)の会長をも務めるマーティン・ウィットマーシュは、それほど遠くない過去にもF1が世界的経済恐慌から立ち直ったことを覚えているという。そのときはホンダやトヨタ、そしてBMWがF1から撤退した。

「そのことがF1に全力を発揮させたんだと思う。なぜなら、その恐慌に対してうまく対応したからね」

「多分、今私たちはみんなちょっと安心しきっているんだと思う。いくつかのチームではね。そして、もう少し恐慌が進めば、われわれが共に何をする必要があるかということに意識が集中されるようになるんじゃないかな」

この記事をシェアする

【関連記事】

2011年 F1ニュース一覧 rss

2011年F1ドライバー

2011年F1チーム

世界選手権

フォーミュラカー

市販車ベース