トップチーム首脳、ハイメ・アルグエルスアリを高評価

2011年11月18日(金)

F1トップチームのチーム代表たちは、ハイメ・アルグエルスアリ(トロ・ロッソ)が来季もグリッドに並ぶのにふさわしい活躍を見せていると考えている。

スペイン出身のアルグエルスアリは、チームメートのセバスチャン・ブエミと同様に、2012年のレースシートをレッドブルが支援する若手ドライバーのダニエル・リチャルド(HRT)やジャン・エリック・ベルニュに奪われる可能性がある。

しかし、マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュは、21歳のアルグエルスアリはいまや立派なドライバーだと考えている。

ウィットマーシュは、スペインの『TV3』に出演し次のように語った。「アルグエルスアリはもはや新人でもなければ、(その実力を)疑問視されるドライバーでもない。確実に信頼のおけるライバーだ。まだ成長の余地があるが、それは普通のことだ」

アルグエルスアリにとってF1で2年目のフル参戦となった2011年シーズンについては、「全体的に、非常に素晴らしい」とウィットマーシュは付け加えた。

フェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリもウィットマーシュの意見に同意する。

「アルグエルスアリはいくつかいいレースをしているし、クルマの改良に欠かせない人物となっている。もう少し辛抱して経験を重ねなければならないが、大きな可能性を秘めている」

さらに、かつてミハエル・シューマッハ(現メルセデスGP)と共にフェラーリの黄金時代を支えた名将ロス・ブラウン(現メルセデスGPチーム代表)もアルグエルスアリについて「間違いなく、F1に参戦するにふさわしい」と語っている。

「ひとつのチームにしか所属したことのないドライバーを評価するのは難しいものだが、アルグエルスアリには強い印象を受けている」

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