ピレリ、開幕から4戦のタイヤコンパウンドを発表
2011年02月17日（木）
2011年からF1へタイヤを供給するピレリが、開幕4戦に持ち込むドライタイヤのコンパウンドを発表。予想されていたとおり、ピレリは開幕4戦のすべてにハードとソフトのコンパウンドを持ち込む。
ピレリは昨年から、F1のショー的要素を向上させるため、意図的に耐久性を落としたタイヤを供給すると語っていた。しかし、これまでの合同テストでは、あまりにも耐久性が低く、スーパーソフトタイヤはわずか1周を走ったのみで急激にパフォーマンスが低下しており、安全性の問題もあるとしてドライバーからは批判めいたコメントも出ていた。
こういった意見を受け、ピレリはソフトとスーパーソフトのコンパウンドを微調整していると認めた。しかしピレリは、あくまでもショー的要素の向上を強調しており、モータースポーツ責任者のポール・ヘンベリーが次のように語った。
「各チームとの合同テストや、われわれの単独テストで得られた貴重なデータによって、ドライバーにとっても、観客にとっても、ソフトとハードという組み合わせが最適だと示されている」
「デビューレースで成功し、中東やアジアでの4戦で最高なショーをお見せできることを楽しみにしている」
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