2011年のF1開幕戦バーレーンGPが中止になる可能性が一気に高まってきた。
バーレーンでは現在、エジプトなどに端を発する反政府デモが激化。デモ隊と警官隊が衝突し、死傷者が発生する事態に発展している。これを受けて、今週末に予定されていたGP2アジアのレースが中止になった。
当初、17日(木)の走行を18日(金)へ延期するとのことだったが、GP2が発表した声明には、「バーレーン・モータースポーツ連盟からの要請によって」レースが中止になったと書かれている。
17日には、ジャーナリストがバーレーンへの入国を拒否されたほか、インターネットの接続も規制されていると報じられた。しかし、実際に現在の様子を目撃した者は、暴力的な行為や負傷者、死者の増加が懸念されると伝えている。
また、各メディアは警官隊がデモ隊を「襲撃」したとも報じており、その際に実弾が使用されたとの未確認情報もある。