セバスチャン・ベッテル(レッドブル)は、自身が将来的にフェラーリへ移籍するとのうわさの火消しを始めている。
今週再び報じられたこのうわさは、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)にばく大なお金を払って休暇を取らせてでもフェラーリへ移籍したいとのベッテルの言葉をイタリアメディアが伝えたことに端を発した。
先日レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、ドライバーがメディアに対して発言するのは自由だと話していたが、ベッテルは『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』紙のインタビューで、現在の所属チームであるレッドブルと戦っていくことに集中していると語った。
「僕にとってはほかに行く理由がないよ」ベッテルはそう話す。
バレンシアで行われたシーズン前1回目のテスト初日にピットへ戻る時、ベッテルは現状への満足感に包まれたと言う。
「僕のクルマの青がとてもきれいに輝いていたよ。カーナンバー1も見えて、思ったんだ。人生って最高だ! ってね」
ベッテルは、もっと著名なF1チームが魅力的だと言いつつも、ドライバーなら誰でも一番速いクルマに乗りたいものだと話した。
「どうやったら最高のパッケージに乗れるか考えてみるんだ。僕はレッドブルでとても満足しているよ」