F1韓国GPでは、2回目の開催となる今年もラブホテルに宿泊することになる関係者が出るようだ。
2010年のベスト・プロモーター賞を獲得していた韓国GPだが、サーキットが未完成だったことや、運営面での不手際を指摘する声が多かった。中でも、宿泊施設が足りなかったため、チーム関係者や報道関係者にラブホテルが宿泊施設として割り当てられたことには、各国のメディアから非難が集中。地元韓国のメディアもこの問題を報じていた。
韓国GPの主催者は昨年、「宿泊・交通面の問題などを改善し、来年はさらに素晴らしい大会にしたい」とのコメントを残していたが、運営委員会の責任者ジュー・ドンシクは今年もラブホテルが宿泊施設になることを認め、次のように語った。
「既存の宿泊施設の質を向上させた上で使用するという以外、選択肢がない状況に直面している」
「しかし、無料のインターネットやケーブルテレビなど、質を向上させることで、来訪者を満足させられるだろう」
また、韓国GPは先日、今年のイベントでは来場者数を増やすため、大幅にチケット代を値下げすることも発表している。