ペドロ・デ・ラ・ロサ、マクラーレンに復帰

2011年03月10日(木)

マクラーレンが、テスト兼リザーブドライバーとして、ペドロ・デ・ラ・ロサが同チームに復帰したことを発表した。

デ・ラ・ロサは、2003年にマクラーレンへ加入すると、長年同チームのテストドライバーを務め、テストドライバーとしてはF1界でナンバー1だとも言われていた。2010年にはザウバーに加入し、レース復帰を果たしたものの、シーズン途中でシートを失い、その後は今季からF1のタイヤサプライヤーになるピレリのテストドライバーを務めた。

マクラーレンの2010年型車MP4-26は失敗作だとも言われ始めており、開発能力に定評のあるデ・ラ・ロサの復帰は、マクラーレンにとって追い風になるだろう。マクラーレン復帰が決まったデ・ラ・ロサは、次のように語っている。

「僕が所属したF1チームの中でも、ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスはわが家のように感じられるチームなんだ。だから、このチームに戻ってくることができて興奮しているし、MP4-26の開発を手助けするよ」

マクラーレンには、ゲイリー・パフェットもテスト兼リザーブドライバーとして所属しているが、デ・ラ・ロサが復帰したことから、パフェットが各レースに帯同することはなくなる。その代わりにパフェットは、DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)への参戦に集中するほか、チーム本拠地でのシミュレーターを使った開発などを担当する予定だ。

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