テストドライバーとしてマクラーレンに復帰間近だと報じられたペドロ・デ・ラ・ロサだが、この報道は誤報だった可能性が高まった。
デ・ラ・ロサはマクラーレンで長年テストドライバーを務めていたが、2010年にザウバーへ加入。F1でのレース復帰を果たしていた。しかし、シンガポールGP前にザウバーでのシートを失い、その後は2011年からF1にタイヤを供給するピレリのテストドライバーを務めた。
だが、スペインの『Diario AS(ディアリオAS)』紙は27日(木)、デ・ラ・ロサがリザーブドライバーとしてマクラーレンに復帰する間近であると報道。2月4日(金)に予定されているマクラーレンの新車発表に、デ・ラ・ロサが出席するとも伝えていた。
しかし、その翌日となる28日(金)、『Diario AS(ディアリオAS)』紙は、前日の報道と正反対の内容を報じた。2011年のマクラーレンは、リザーブドライバーを1人しか起用せず、それはゲイリー・パフェットになるというのだ。
『Diario AS(ディアリオAS)』紙は、「デ・ラ・ロサは現在、ウォーキング(マクラーレンの本拠地)へのドアが閉ざされたという最終決定を待っているだけだ」と伝えている。