ロータス・ルノーGPのチームドクターであるリカルド・チェカレッリが、ラリー事故で重傷を負った所属ドライバー、ロバート・クビサの復帰には、時間がかかる見通しだと語った。
バルセロナで行われているF1合同テストに姿を見せたチェカレッリは、「ロバートは日に日に良くなっている」とロータス・ルノーGPの公式ウェブサイトで語り、クビサが順調に回復していることを明かした。
チェカレッリによると、クビサは指だけではなく、右手首も動かせるようになっているとのこと。だが、クビサの精神状態は「アップダウン」がある状態だという。それでもクビサは、完全復帰に向けて、懸命になっているとチェカレッリは語った。
しかしチェカレッリは、クビサの復帰時期について慎重な見方を示しており、次のようにコメントした。
「いつ彼の準備が整うのか、誰にもハッキリとしたことは分からない」
「回復期間が長くなることは分かっているが、どれほど長くなるのかは分からない。日々彼の状態が良くなっているのを見ているが、今後の予測はできない状態だ」