ロバート・クビサの復帰には時間がかかるとチームドクター

2011年03月11日(金)

ロータス・ルノーGPのチームドクターであるリカルド・チェカレッリが、ラリー事故で重傷を負った所属ドライバー、ロバート・クビサの復帰には、時間がかかる見通しだと語った。

バルセロナで行われているF1合同テストに姿を見せたチェカレッリは、「ロバートは日に日に良くなっている」とロータス・ルノーGPの公式ウェブサイトで語り、クビサが順調に回復していることを明かした。

チェカレッリによると、クビサは指だけではなく、右手首も動かせるようになっているとのこと。だが、クビサの精神状態は「アップダウン」がある状態だという。それでもクビサは、完全復帰に向けて、懸命になっているとチェカレッリは語った。

しかしチェカレッリは、クビサの復帰時期について慎重な見方を示しており、次のようにコメントした。

「いつ彼の準備が整うのか、誰にもハッキリとしたことは分からない」

「回復期間が長くなることは分かっているが、どれほど長くなるのかは分からない。日々彼の状態が良くなっているのを見ているが、今後の予測はできない状態だ」

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