ロバート・クビサ側とロータス・ルノーGP、対立深まる。決別の可能性も

2011年11月25日(金)

ロバート・クビサ(ロータス・ルノーGP)の復帰を巡り、クビサのマネジメントとチーム側の意見が大きく対立。マネジメント側はチーム離脱の可能性も示唆している。

ロータス・ルノーGPは先日、今季F1の開幕前にラリー事故で重傷を負い、リハビリを続けていたクビサが、来年の開幕までに復帰できないことを通達してきたと発表した。しかし、クビサのマネジャーであるダニエーレ・モレッリは、ロータス・ルノーGP側がクビサのコメントを湾曲したと反論。ロータス・ルノーGPを激しく非難し、同チームを離脱する可能性もあると示唆した。

ロータス・ルノーGPは、「2012年に向けた準備を整えられるか確証を持てないという結論に達した」とするクビサのコメントを発表していた。しかしモレッリによると、クビサ側が確証を持てていないのは2012年の開幕に間に合うかではなく、2月に始まる2012年に向けたテスト開始に間に合うかどうかだという。

だが、ロータス・ルノーGPのチーム代表エリック・ブーリエがモレッリのコメントに反論。ブーリエは、モレッリがプレスリリースの文言を確認していたと語った。

「彼は文面を承認していたので、何も問題はなかった。彼は承認していたのだ。eメールを見せることだってできる。それが今になって彼は怒っている。何に対して怒っているのか、私には理解できない」

「彼はありもしない話を作り上げている」とブーリエはブラジルGP開幕直前のサンパウロでコメントした。

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