ロバート・クビサ、2012年F1復帰を狙う

2011年07月14日(木)

ロバート・クビサ(ロータス・ルノーGP)が、2012年にはロータス・ルノーGPから現役復帰するつもりだと語った。

クビサは、2月に参加したイタリアのラリーで大クラッシュ。生命の危機に陥るほどのクラッシュだったが、担当の医師も驚く超人的な回復力を見せ、復帰に向けたリハビリを続けている。

ロータス・ルノーGPの公式ウェブサイトで、ファンからの質問に答えたクビサ。2012年シーズンに復帰できるのか、タイトル争いに加わることができるのかという質問に対しては、次のように答えている。

「1つめの質問の答えはイエス。2つめの質問については、2012年の初テストまで分からないよ!」

クラッシュで何かが変わったか質問されたクビサだが、クラッシュの記憶がないため、何も変わっていないと答えた。

「事故のことは何も覚えていない。覚えているのは、結末だけだよ。だから、僕にとっては何もなかったのと同じことなんだ」

また、特にクビサの復帰時期をめぐって、クビサのマネジメントとチーム首脳陣の間で意見が対立しているとのうわさもあった。しかし、どのチームから復帰するのか質問されたクビサは、次のように話した。

「僕はロータス・ルノーGPのドライバーだよ。もちろん、今シーズンに走るチャンスは失うことになりそうだけど、エンストン(ロータス・ルノーGP本拠地)での仕事はまだ終わっていないと思っている」

また、精神的には強い状態だが、身体的には「まだ少し弱い」とクビサは語り、さらにこう続けた。「でも、全体的にはとても体調がいいよ。体重も通常のレベルに戻ったし、この数週間は手助けなしで歩けている。とてもいい感じだよ」

「回復具合には満足している。期待していたとおりに回復しているし、回復に影響を与える可能性が高かった合併症も幸いなことになかった」

「復帰の時期について明確なことを言うにはまだ早すぎるけど、大切なのは、最終的な結果を急がないことだよ」

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