ヴァージンのティモ・グロックが、2011年F1開幕戦オーストラリアGPに向けた意気込みを語った。グロックは最近、虫垂炎の手術を受けていた。
ティモ・グロック
「シーズン開幕には、うってつけの場所だね。オーストラリアGPは、F1の中でも素晴らしいレースだから、コースへ出て、またレースを戦うのが待ち遠しいよ。ライバルの力を確認する初めてのチャンスになるし、全チームにとって、とても興味深い週末になると思う」
「アルバート・パーク(オーストラリアGP開催サーキット)は、挑戦しがいのあるコースだよ。市街地コースだから、(路面に)ラバーが乗るには少し時間がかかるし、金曜はグリップが低いんだ。ブレーキング、そして加速を繰り返すコースになっていて、ブレーキの摩耗が重要になることもある」
「それに、路面のでこぼこも激しいし、この時期は天候が変わりやすいから、路面のコンディションはセッションごとに違ってくるんだ。こういったことと、予想されるサプライズが合わさることで、素晴らしい開幕戦になるだろうね」
「この3週間、コース上で走る貴重な時間をかなり失っていたから、理想的とは言えない状態だった。冬の間、積極的に体力トレーニングに取り組んでいたから、あまりつらくはないよ。特に自転車でのトレーニングをたくさんこなしてきた。いろいろな状況を考えれば、自分の現状には満足している」