F1のハイノーズが禁止か

2011年03月23日（水）

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F1の統括団体FIA（国際自動車連盟）が、今年のF1で各チームに採用された、ノーズを高くする設計「ハイノーズ」の禁止を検討しているようだ。

これを報じたのは、スペインのウェブサイト『motor21.com』。安全面を懸念し、昨年のヨーロッパGPでマーク・ウェバー（レッドブル）とヘイキ・コバライネン（チーム・ロータス）が起こしたクラッシュの再発を防止することが目的だという。

昨年のヨーロッパGPでは、コバライネンの後ろにつけたウェバーが、コバライネンのクルマに乗り上げる形で追突。ウェバーのクルマは宙返りをしながら空中に舞い、上下逆さまになったまま着地するという非常に危険なクラッシュだった。

FIAの安全研究機関FIAインスティテュートで、追突時に後ろのクルマがハイノーズだった場合、車体が浮き上がってしまう可能性が高くなるとの研究結果が出ているようだ。

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