フェルナンド・アロンソ「ベッテルは別の惑星にいるようだった」

2011年03月28日(月)

フェラーリのフェルナンド・アロンソは、5番手からオーストラリアGPをスタートして4位になった。

フェルナンド・アロンソ
「順位だけを見れば、あまり悪い結果じゃない。ウェバー(マーク・ウェバー/レッドブル)やバトン(ジェンソン・バトン/マクラーレン)に勝った一方で、ベッテル(セバスチャン・ベッテル/レッドブル)やハミルトン(ルイス・ハミルトン/マクラーレン)に負けたのは事実だけどね」

「ここアルバート・パークでは、僕に4位のシーズンチケットでもあるのかな。4位になるのはこの4年で3回目だよ。去年は、バーレーンGPで勝った後にここへ来ていたから、同じ4位でもうれしさが違った。今日も、ベッテルは別の惑星にいるようだったね。ほかのみんなは少し接近していた。金曜(25日)ほどじゃないにしろ、予選よりは離れていなかったよ」

「(昨年の)アブダビGPのようにペトロフ(ビタリー・ペトロフ/ロータス・ルノーGP)の後ろでゴールしたこと? たしかに、すごい偶然だけど、今はウェバーの前でゴールできたことに満足している。タイトル争いでは、ペトロフよりもウェバーがライバルになるだろうからね」

「KERS(運動エネルギー回生システム)も可変リアウイングもうまく機能していた。追い抜きが簡単になることはなかったけどね。スタートではちょっとした混乱があったんだ。うまく動き出したんだけど、バトンが僕のほうに突っ込んできて、接触を避けるために僕はアウト側へ逃げるしかなかった」

「戦略はうまくいって、順位を上げられたよ。もしすぐ渋滞につかまったりしていなければ、2ストップもできただろうけど、今日の流れを考えれば、最善の判断だったと思う。タイトル獲得に向け、いい位置にいるけど、3位や4位ばっかりではダメだよ。もっと進化しないといけない。それは分かっているけど、まだ予測できるような段階じゃない」

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