来週末開催されるマレーシアGPは2011年のピレリタイヤにとって、最も厳しい挑戦の場となるかもしれない。
ピレリのレーシング責任者であるポール・ヘンベリーはこれを認めている。先日開催されたオーストラリアGPでは冬の間問題とされていたタイヤの摩耗状態が改善されており、チームとドライバーを喜ばせた。
しかし、ヘンベリーはフィンランドの『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』に、セパン・インターナショナル・サーキットの特性と路面温度が50度以上になることから、おそらくタイヤには最もダメージを与えるだろうとしている。
さらにヘンベリーは次のように明かした。「もちろん雨やいろんな状況の変化があるが、通常ではマレーシアGPは4ストップが多くなる可能性があるね」