ピレリ、ウエットタイヤでギャンブルしないよう要請

2011年04月10日（日）

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マレーシアGPでレース中に天候がウエットからドライに変わった場合、ドライタイヤに換えるタイミングを待ってウエットタイヤで走り続けるようなギャンブルは避けてほしい、とピレリが要請している。

マレーシアGPでは、雨がレース展開に影響を与えると見られており、公式タイヤサプライヤー、ピレリのモータースポーツ責任者ポール・ヘンベリーは、コース上に大量の水がなくなったらすぐにインターミディエイトタイヤに交換するべきだと話す。

ブリヂストンがF1の公式サプライヤーだった昨年まで、ドライバーは乾き始めた路面をウエットタイヤのまま走ることでドライタイヤに換えるまでの時間を稼いでいた。

「レインタイヤでスリックに合う路面を走れるとは思えない。レインタイヤは非常に激しい雨に対応するように作られていて、乾いた路面には対応できず、すぐにタイヤかすが発生してしまう」

「フルウエットタイヤで乾いた路面を走りたいとは思わないはずだ」

このヘンベリーのコメントは、先週末イスタンブールで数日に渡りウエットの路面でテストドライバーであるペドロ・デ・ラ・ロサが行ったテストを受けてのものだ。

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