キミ・ライコネン、NASCARデビューに持参金

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キミ・ライコネンは、北米の人気レースシリーズNASCAR参戦にあたり、レースごとに10万ドル（約850万円）支払うようだ。

カナダの『Rue Frontenac（リュ・フロンテナック）』によると、ライコネンが所属することになるチームのオーナーであり、現役ドライバーでもある「カイル・ブッシュはキミ・ライコネンと一度も会ったことがない」とのことだ。しかし、「すばらしいトラックの1つを（ライコネンに）ゆだねた」と伝えている。その見返りにチーム側は、「レースごとに10万ドルを受け取る」ようだ。

2007年のF1ワールドチャンピオンであるライコネンは今年、WRC（世界ラリー選手権）とともにNASCARに参戦する。NASACRでは、来月のシャーロットで開催されるトラックシリーズでデビューを果たすことになる。

『Rue Frontenac（リュ・フロンテナック）』はライコネンの計画について、「資金を出して注目を集め、（最高峰カテゴリーである）スプリントカップや（その下位カテゴリーにあたる）ネイションワイド参戦のために、スポンサーシップの予算を得ることだ」と伝えた。

ライコネンとブッシュとの契約は、3戦から5戦になると伝えられている。

「ライコネンは参戦に向けて多くのチームを見て回り、われわれがその競争に勝ったんだ」とブッシュは述べた。

ライコネンは4日（月）、グレシャムのハーフマイル・オーバルコース（だ円形のコース）においてトヨタ・タンドラでテストを行っている。

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