ニキ・ラウダ、マーク・ウェバーとフェリペ・マッサの将来を不安視

2011年04月29日(金)

マーク・ウェバー(レッドブル)とフェリペ・マッサ(フェラーリ)の後任を見つけることが本当の問題だと、ニキ・ラウダは考えているようだ。

『spox.com』とのインタビューで、マッサとウェバーの将来について質問された。

マッサは2010年シーズンで良い成績を残していない。また、ウェバーは今季3戦を終えてチームメートにすべて負けている。ふたりともに動揺しているようにみられている。

マッサのチームメートのフェルナンド・アロンソは30歳の誕生日を迎えたマッサに対して、「僕はマッサと一緒で満足していることを伝えたい」とメッセージを送った。

一方、ウェバーは昨年のチャンピオン争いにからんだものの、2011年は厳しいスタートを切っている。レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、ウェバーのペースとモチベーションが来シーズンの新契約へのカギとなると明かした。

34歳になるウェバーは、チームメートのセバスチャン・ベッテルとの関係があまり良くないことを示唆している。2週間前に開催された中国GPでは、ベッテルの方が良かったと認めている。

「(中国GPでは)かなり普通の態度だった。もし再びベッテルが優勝すれば、ベッテルのリードはさらに広がるだろうね。だが、ウェバーもワールドチャンピオンになりたいと思っている。もちろんチームとして戦っているが、成功したければ、利己的になる必要もある」とラウダはウェバーを擁護する。

しかし、ウェバーとマッサが再びチームメートに勝てるかどうかが問題だ。チームは彼らのオプション施行するのかは、今後の結果を見る必要がある。

「堅実な面を見れば、ウェバーとマッサはベッテルとアロンソのレベルには達することができない」

「しかし、もしこの2人を交代させるとすれば、チームがまずもっと優れた2人を探さないといけない」とラウダは語った。

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