現役F1ドライバー2人が、2月に重傷を負って現在リハビリ中のロバート・クビサ(ロータス・ルノーGP)が、今年中にレース復帰を果たすのは難しいだろうと語った。
クビサは2月に参加したイタリアのラリーで大クラッシュ。一時は生命の危機に陥ったほか、右手の切断が検討されるほどの重傷だったが、すでに入院していたイタリアの病院を退院しており、今後はイタリアにある施設でリハビリを行うことになっている。
ロータス・ルノーGPのチームドクターであるリカルド・チェッカレッリは、クビサがF1に復帰できるのか、8月になるまで分からないと語っていた。しかし、ロータス・ルノーGPのレースドライバーであるビタリー・ペトロフは5日(木)、次のようにコメントした。
「彼はつい最近に退院したんだ。回復の道のりは長い。今年パドックに彼が来ることを願っているよ。あいさつするだけでもね」
また、クビサの親しい友人であり、事故直後にはイタリアの病院を何度も訪れていたフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)は、こう話している。
「彼は順調だよ。簡単な道のりではないけど、きっと彼がまた僕たちの元に帰ってきてくれると信じている。今年かもしれないし、来年には絶対帰ってくるよ」