フェルナンド・アロンソ「ようやく表彰台に登ることができた」

2011年05月09日(月)

フェラーリのフェルナンド・アロンソは、5番手からトルコGPをスタートして3位になった。

フェルナンド・アロンソ
「この結果には満足している。マラネロ(チーム本拠地)の全員がこの3週間、懸命に働き、そして今週末にみんながサーキットで全力を尽くしてくれたおかげだよ。今回のレースでは、金曜(6日)にたくさん問題が起き、いい形でスタートすることができていなかった。それでも、進歩することができ、今日は上位を争えたから最高だよ」

「マレーシアGPや中国GPでもすでに、表彰台目前になっていたけど、今日ようやく表彰台に登ることができた。でも、これは第一歩に過ぎないんだ。この方向性で進み続けないといけない。シーズン開幕時の状態を考えれば、これは最高な結果だよ。これからの3、4戦がとても重要になる」

「今日は99%、ベッテル(セバスチャン・ベッテル/レッドブル)と戦うことはできなかった。残りの1%は、ロズベル(ニコ・ロズベルグ/メルセデスGP)の後ろに長くとどまらなければ、状況が違っていたかもしれない。彼をもっと攻め立てて、プレッシャーをかけていればね」

「終盤にウェバー(マーク・ウェバー/レッドブル)に抜かれた。彼には新品タイヤが残っていたけど、僕にはなかったんだ。ゴールまであと11周の時点でタイヤ交換するのはおかしいと思うかもしれないけど、コース上にクルマをとどめるのが難しくなっていたし、すべてを失うリスクもあった」

「追い抜きは増えているけど、これはタイヤの状態の差によるものであって、可変リアウイングによるものじゃないと思う。選手権での差が大きくなっているのは事実だけど、まだポイントはたくさん残されている。あきらめる必要なんてどこにもない」

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