ヒスパニア・レーシングのビタントニオ・リウッツィが、スペインGPに向けた意気込みを語った。
ビタントニオ・リウッツィ
「観客からの応援が大きな力になるから、母国レース(注:ヒスパニア・レーシングはスペインのチーム)はいいものだよ。自分の働きを評価してもらうのは、最高な気分だしね。それに、このサーキットでは2004年にF3000で勝っているから、いい思い出もあるんだ」
「カタルーニャ・サーキット(スペインGP開催サーキット)の施設は最高だよ。DRS(空気抵抗低減システム/可変リアウイング)で追い抜きがかなり簡単になり、レースの様子が変わったから、今年は興奮するようなレースを見られるかもしれないね」
「スペインGPはヒスパニア・レーシングにとって、現在と将来のために多大な努力を重ねていること、そして成功に向けて正しい道を進んでいると世界やファンに示す最高なチャンスになる。ほぼ全チームが改良を行ってきて、みんなのペースについてもよりよく把握することができるようになるという意味でも、バルセロナ(スペインGP開催地)のレースは重要になる」
「冬にここで行ったテストでは、残念なことに望んでいたほど走れなかった。だから、1レース1レースが、僕たちにとっては最高なテストになっているんだ。僕たちは冬に時間を失っていたから、もしテストをするのなら、クルマの全パーツに集中しなければいけない」
「予定している改良をすべて投入できれば、大きく進化することができるだろうし、多くの人を驚かせることもできると思う。すべて正しい方向で進んでいるから、この調子で進歩を続けて、これまでのように作業を続ければ僕たちの未来は明るいと思う」