2011年F1第5戦スペインGPが5月20日(金)、カタルーニャ・サーキット(1周/4.655km)で開幕し、現地時間10時(日本時間17時)から90分間、フリー走行1回目が行われ、マーク・ウェバー(レッドブル)がトップになった。
多くのチームがクルマを大幅に改良してきたスペインGP。勢力図に変化があるのか注目されたが、今回も最速はレッドブルだった。セッション中盤にマーク・ウェバー(レッドブル)がトップに立つと、誰もウェバーを上回ることができず、ウェバーがトップのままセッション終了。ウェバーのタイムは、1分25秒142だった。
一方、チームメートのセバスチャン・ベッテルは、セッション中にチーム側からトラブル発生を思わせるような無線連絡があり、ピットへ戻っていたものの、その後に走行を再開。ウェバーから約1秒遅れとなる1分26秒149を記録し、2番手でセッションを終えた。
3番手から5番手までの結果は次のとおり。
3番手ニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)1分26秒379、4番手フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)1分26秒480、5番手セルジオ・ペレス(ザウバー)1分26秒738。
小林可夢偉(ザウバー)は17番手になった。
スペインGPフリー走行2回目は、このあと現地時間14時(日本時間21時)から始まる。
・【結果表】F1スペインGPフリー走行1回目、各ドライバーのタイム、タイム差など