F1 バーレーンGP復活でインドGPが12月開催に？
2011年05月20日（金）
F1の商業面を牛耳るバーニー・エクレストンらF1界の首脳陣が、今季F1の最終戦を12月4日に開催することを検討しているという。『Autosport（オートスポーツ）』が報じた。
これには、反政府デモの発生で延期となり、今も年内にレースを開催するのか決まっていないバーレーンGPが深く関連しているようだ。『Autosport（オートスポーツ）』によると、バーレーンGPを復活させるため、インドGPの日程を変更するという案が出ているとのこと。
現在は10月30日に予定されているインドGPだが、この日にバーレーンGPを開催することが検討されているという。その2週間後、11月13日に同じく中東地域でアブダビGPが予定されていることから、機材の輸送などを考慮しても、都合のいい日程になるようだ。
その後、11月27日に現状は最終戦の予定になっているブラジルGPが開催されると、その翌週となる12月4日に今年が初開催となるインドGPを行うという。インドGPについては、サーキット建設工事の遅れがうわさされており、もし工事の遅れが事実だとすれば、インドGP側が日程変更を受け入れる可能性は高いとみられる。
また、バーレーンでは現在、非常事態宣言が発令されているが、6月1日に非常事態宣言は解除される予定になっている。エクレストンやバーレーン側はF1開催を強く希望しているとされ、バーレーンGPが年内に開催される可能性は高いと指摘する声もある。
FIAはバーレーン側に対し、6月3日（金）までに年内開催の可否を判断するよう求めている。
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