フェラーリは、バーレーンGPを開催するために、今季最終戦を12月中旬へ延期することを歓迎しないようだ。
今季開幕戦に予定されていたバーレーンGPは、バーレーン国内での大規模な反政府デモ発生により、中止された。F1の最高権威バーニー・エクレストンやバーレーン側は、今も年内のバーレーンGP開催を目指しており、現在はインドGPが開催される予定の10月30日にバーレーンGPを開催し、インドGPを今季最終戦に変更して12月4日に開催する案が浮上していた。
しかし、フェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリによると、表向きは機材輸送の問題から12月4日の案は却下され、その代わりに12月11日にインドGPを開催することが提案されているようだ。
ドメニカリは、「まあ、そうなるとこの12月11日という日程はかなり遅くなるよね」と認め、さらに続けた。
「長期的な利益のため、今年開催するのがいいのか、様子を見た方がいいのか、彼らと協力して確認する必要がある」
ドメニカリ1人が12月11日の案に否定的なわけではない。
レッドブルのエイドリアン・ニューイ(チーフテクニカルオフィサー)も「すごく長いシーズンになるじゃないか?」と話し、ヴァージンのグレエム・ロウドンCEOもニューイと同じ意見のようだ。
「チームにはかなり厳しくなると思うね」