F1 スペインGPフリー走行2回目、詳細レポート

2011年05月20日（金）

[+] 写真を拡大

2011年F1第5戦スペインGPが5月20日（金）、カタルーニャ・サーキット（1周／4.655km）で開幕し、現地時間14時（日本時間21時）から90分間、フリー走行2回目が行われ、マーク・ウェバー（レッドブル）がトップになった。

セッション開始時の天候は晴れ、気温22℃、路面温度は33℃。セッションが始まると各車が一斉にコースインし、セッション序盤から積極的に周回を重ねていった。

まずトップに立ったのは、今回が母国レースのフェルナンド・アロンソ（フェラーリ）、開始約10分の時点では、チームメートのフェリペ・マッサが2番手につけていた。しかしその後、開始約20分でルイス・ハミルトン（マクラーレン）がトップタイムを更新した。

開始約25分、パストール・マルドナード（ウィリアムズ）が早くもソフト側のタイヤを投入。マルドナードは自身のタイムを更新して3番手に浮上した。開始約35分には、ビタリー・ペトロフ（ロータス・ルノーGP）もソフト側のタイヤでコースへ。ペトロフはハミルトンのタイムを更新してトップになった。

開始約45分、セバスチャン・ベッテル（レッドブル）がソフト型のタイヤでタイムを更新。ペトロフのタイムを約2秒上回り、トップに立った。しかし、同じくソフト側のタイヤを装着したマーク・ウェバー（レッドブル）がベッテルのタイムを更新してトップに。

また、マッサが7コーナーでコースオフし、グラベルまで飛び出したものの、グラベルにはまることはなく、コースへ復帰することができた。

残り約35分になった段階で、小林可夢偉（ザウバー）もソフト側のタイヤでタイムを更新して4番手に浮上。マクラーレンの2台もソフト側タイヤでタイムを更新して、ハミルトンが2番手、ジェンソン・バトンは4番手に上がっている。また、ウィリアムズのチーム無線によると、ソフト側タイヤはハード側に比べて2秒速くなるとのこと。

セッション終盤には、多くのチームがロングランを行い、順位変動も少なくなっていた。

結局、ウェバーがトップのままセッションが終了。ウェバーが初日に行われた2回のセッション両方で、トップタイムを記録する結果となった。また、1回目のセッションでは17番手に沈んでいた可夢偉は9番手。チームメートのセルジオ・ペレスは11番手につけている。

・【結果表】F1スペインGPフリー走行2回目、各ドライバーのタイム、タイム差など

この記事をシェアする

Facebookでシェア