フェルナンド・アロンソ「絶対にタイトルをあきらめない」

2011年05月23日(月)

フェラーリのフェルナンド・アロンソは、4番手からスペインGPをスタートして5位になった。

フェルナンド・アロンソ
「今回のレースで最高の瞬間は、もちろんスタートだよ。僕たちは、スタートにかなりの力を注いでいたんだけど、その成果を得ることができた。グランドスタンドのみんなが熱狂しているのを見るのは最高だったよ! 僕も全力を尽くして、最速な連中を約20周にわたっておさえ続けた。でもその後は、僕にできることなんてなかったよ」

「ミラーに映る彼らの姿が大きくなるのは、ストレスがたまったし、僕は可能な限り彼らの動きに合わせたり、彼らの動きを予想したりしていた。そのおかげで、レースの半分をハード側のタイヤで走ることになり、それが大きく影響し、実際の実力差以上にタイム差が広がったんだ」

「僕たちには、空力のダウンフォースが欠けている。今回の僕たちには、このコースに最適なウイングがなかったんだ。今回持ち込んだ改良について慎重に分析し、なぜこの2週間でレッドブルやマクラーレンに対して後れを取ったのか解明しないといけない」

「これから、1年の中でも特別なレースのため、モナコに向かう。モナコでは何が起きてもおかしくない。もちろん、モナコでは最大限のダウンフォースが必要になることは分かっているけど、それは去年も同じことで、僕たちは強かった」

「たった5戦が終わった段階では、絶対にタイトルをあきらめない。選手権でのポイント差はかなり大きいけど、まだ何が起こるかわからないよ。それだけは確実に言える」

この記事をシェアする

【関連記事】

2011年 F1ニュース一覧 rss

2011年F1ドライバー

2011年F1チーム

世界選手権

フォーミュラカー

市販車ベース