フェルナンド・アロンソ「レッドブル勢との差をさらに詰めたい」

2011年05月20日(金)

フェラーリのフェルナンド・アロンソが、母国レースであるスペインGPに向けた意気込みを語った。まずアロンソは、母国レースではコンマ5秒速くなるという元F1ドライバー、ナイジェル・マンセルの言葉について、次のように述べながら話し始めた。

フェルナンド・アロンソ
「それはちょっと言いすぎだね。こういった週末には、チームの全員が完ぺきに仕事をこなそうとする。そして、もし完ぺきに仕事をこなせれば、母国ならコンマ1秒速くなるかもね。でも、それ以上速くなることはないよ」

「僕は常に、フェラーリでキャリアを終えたいと言ってきた。初めてフェラーリに来た日から、まるでわが家のように感じているからね。2016年までフェラーリに残り、7年間フェラーリドライバーを務めることになった。もしかしたら、2017年にフェラーリと新しい契約を結ぶかもしれない。まだ自分が年を取りすぎておらず、みんなが僕に満足してくれるならね!」

「F1で何が起こるのか予測することなんて不可能だから、何度(タイトルを)勝ち取れるのか分からないよ。僕としては、レースを楽しみながら、この最高なチームと一緒に戦っていきたいと思っている。ほかのチームは、調子が大きく上下するけど、フェラーリでは不調でも選手権2位や3位なんだからね」

「(契約更新は)とても簡単でシンプルなことだった。将来についての話し合いを始めたのは、1週間か2週間くらい前だったかな? 僕はこのチームで満足しているし、彼らも僕に満足してくれているようで、話し合いをして2016年までの契約が決まった。僕の心には、何の迷いもなかったけど、発表されたことで周りの全員や、チームのみんなにもハッキリとした」

「今回はどのチームもクルマを改良するだろうから、誰の改良が最も効果の大きいものなのか確認してみないとね。トルコでは、僕たちが進歩して、レッドブル勢との差を詰めた。だから、今回も差を詰められるよう願っているけど、予選までにはもっと正確なことが分かるだろうね」

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