フェリペ・マッサ「最悪な終末にはピッタリの結末」

2011年05月23日(月)

フェラーリのフェリペ・マッサは、8番手からスペインGPをスタートしたものの、ギアボックスのトラブルでリタイアした。

フェリペ・マッサ
「レースの終盤に、ギアを変えられなくなり、コース脇にクルマを止めざるを得なかった。最悪な終末にはピッタリの結末だね。ありがたいことに、モナコGP(29日決勝)ですぐに再スタートできるよ。僕はモナコに住んでいるから、第2の母国レースみたいなものなんだ」

「それに、今日の僕たちがうまく機能させられなかったハードタイヤが持ち込まれることもない。ソフト側のタイヤからハード側のタイヤに交換してから、どんどん苦戦するようになっていった。まったくグリップがなく、コース上にクルマをとどめることにも苦戦したんだ」

「戦略のおかげで、メルセデスGP勢やロータス・ルノーGPのペトロフ(ビタリー・ペトロフ)を抜くことができたけど、最終的にはそれもムダに終わった。ハード側タイヤをきちんと機能させられるだけの空力ダウンフォースがなかったんだ。ほかのレースでも分かっていたことだけどね。今回は、それがこれまで以上に大きな問題になった」

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