フェルナンド・アロンソ「僕たちにも優勝のチャンスはある」

2011年05月26日(木)

フェラーリのフェルナンド・アロンソが、モナコGPに向けた意気込みを語った。

フェルナンド・アロンソ
「(技術責任者だったアルド・コスタの更迭について)僕たちドライバーの仕事ではないから、チームを信じているし、ステファノ(ドメニカリ/チーム代表)がフェラーリのためになると決めたことに全幅の信頼を寄せている。今日はサーキットで、前向きな雰囲気を感じているよ。すべての決断は、何がチームにとって最適なのかを考えて下されているから、将来に向けては自信を持っているし、もっと競争力が高くなると期待しているよ」

「モナコはほかのサーキットとは違って、例年驚くようなことが起きる。2004年から2006年にかけて、そして2008年にウィリアムズがとても速かったりね。僕たちにもチャンスはあると思うよ。スペインでの僕たちは競争力が高くなかったけど、さっきも言ったように、ここはまったく違うコースなんだ」

「全力を尽くすし、ここでは空力の重要度が少なくなるから、いい週末を過ごして、ポイントをたくさん獲得できるといいね」

「(2006年のモナコGP初制覇は)僕のキャリアにとって、とても重要なものだった。母国レースで勝つのが最高な瞬間なんだけど、モナコで勝つのは、ドライバーにとってとても特別なことなんだ。みんな小さいころにはテレビでモナコGPを見ていた。街は週末を通じてとても特別なものになっていて、素晴らしい雰囲気があるんだ」

「いくつかのイベントがある金曜にも、ファンからの応援を感じることができるから、このレースに勝つのはとても大きな意味のあるものだし、いい週末を過ごせれば、僕たちにも優勝のチャンスはある」

「優勝したレースでラインを通過した瞬間のことをいまでも覚えている。週末の間ずっと緊張していたんだ。2004年と2005年にもチャンスを手にしていて、2006年にようやく勝て、2007年にも勝つことができたんだよ」

「まだ5レースを戦っただけだから、タイトルの望みが消えたなんて言うことは絶対にできない。去年の今ごろに僕たちが獲得していたポイント数は、今とあまり変わらないよ。だから、状況が好転すると楽観的になっているけど、すぐにクルマの競争力をあげないといけないのも事実だね。今の僕たちは5位争いをしている状態だから、タイトル争いでは大苦戦しているけどね」

この記事をシェアする

【関連記事】

2011年 F1ニュース一覧 rss

2011年F1ドライバー

2011年F1チーム

世界選手権

フォーミュラカー

市販車ベース