フェルナンド・アロンソ「前戦よりハンドリングがいい」

2011年05月29日(日)

フェラーリのフェルナンド・アロンソは、モナコGPフリー走行3回目で18周を周回して、ベストタイムは1分14秒433でトップ。予選では、1分14秒483を記録して4番手になった。

フェルナンド・アロンソ
「予選では、フリー走行で得ていたいい感触がなくなっていた。なぜこうなってしまったのか、調べる必要がある。今日はマクラーレンがかなり速く、ハミルトン(ルイス・ハミルトン/マクラーレン)がポール候補だと思っていた」

「Q3での結果が、勢力図を正確に反映させたものだとは思わない。赤旗が出されて、多くのドライバーが予定を狂わされたからね。ハミルトンにとっては、悪い方向に影響していた。レッドブルにとっては、すべて問題なかったけどね。僕たちとしては、どちらとも言えない。僕たちは途中で給油をせずに、計測ラップを2周走る走行を2回やる予定だったから、タイヤをうまく機能させることができなかった」

「KERS(運動エネルギー回生システム)やDRS(空気抵抗低減システム/可変リアウイング)といったものがあるにしても、明日は追い抜きがほぼ不可能だと思う。スタートがとても重要になるけど、レースでの僕たちのペースはいいから、いくつか順位を上げ、予測できない状況をうまく活用し、戦略を成功させたい」

「タイヤ交換を2回にするドライバーがいるだろうし、リスクを冒して、1回しかタイヤを交換しないドライバーもいると思う。クルマのハンドリングは、1週間前のカタルーニャ(スペインGP)より良いんだ。バランスは問題ないし、スーパーソフト(ソフト側タイヤ)もうまく機能している」

「ペレス(セルジオ・ペレス/ザウバー)の事故? クルマの中で僕は、彼の状態について何の情報ももらっていなかった。ああいった恐ろしい事故があると、少し緊迫するけど、集中してベストを尽くそうとするものなんだ」

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